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車までくると、ドアを開けてくれた。
「どうぞ。お嬢サマ。」
「ありがとう。」
乗り込むと…今度はシートベルトをしてくれる。
ここまで態度が変わると少し心配になる。
「久遠今日はどーしたの？」
「え？瑠璃のこと大切にしたいだけ。俺はただ瑠璃のことが好きなだけだ。」
「そんな甘い言葉言って」
少し嬉しかった。
「だって瑠璃が会ってくれたから嬉しいんだ。」
「琉弥くんがね…久遠とはいい関係でいろって言うから。」
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