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『海ちゃんっ、お願い…今はヤメてっ、』
「──…ヤメない、」
『……イヤなのっ…お風呂、出てからにっ、』
「…は?なんで?俺に触られんのがイヤなの」
『そーじゃないけどっ、』
「じゃーいいだろ?だってお前俺のだし。何シたっていいじゃん」
ガブッ…って、肩の辺りに噛み付いてきた海吏。それが少し痛くてっ…驚いて、、
『んもうっ!ヤメてってば─…今はほんとにヤメて、お願いだからっ、』
っと、いつもより強く否定してしまった
──言いすぎたかな、
なんてすぐに反省した私に海ちゃんは、、
「………は?お前何サマなの?ムカつく。早く出て寝室行くぞ。ここを出ればいーんだろ?ほら、早く上がって」
って─…そればっかりっ。私はいまそんな気分じゃない。気持ちをリセットする時間が欲しいの。海ちゃんが悪いわけじゃない、私がモヤモヤしてるだけだからっ…
だから、少しだけ…一人で音楽を聴いたり、ボーッとしたり…そういう時間が欲しかったんだ
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