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俺の嫉妬と独占欲から出たその言葉は、芹を酷く傷つけていたのだと─…
いま、何年も経ってから…自分の身に降り掛かってようやく気付いた。あぁ…後悔ばかりの人生だ、ほんとうに。
過去を改めて、芹に尽くす…っと思えば思うほど、クズな過去が俺に付きまとって離れてくれない
それは─…俺じゃなく、毎回芹を傷つける
過去とリンクして現在進行形で…俺は芹菜を再び傷つけてしまっている。
─…リベンジ、させて欲しい。
やり直せるなら過去に戻りたい、でもそれが今の時代ではまだ叶わないからっ…
『──…芹菜、降りて?』
現在をもう一度、やり直させてっ…
お前の為に出来ることを俺が考えて、
考えて、考えて…たくさん尽くしてやるから
──…だから、
もっと俺を必要としてよ、芹。
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