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「……かわいーね、芹菜。」
縛られて動けない私のすぐ側で横になり、満足気に微笑む彼
あーもう。口角を上げてニィって笑うのやめて欲しい。かっこよすぎるんだってば…心拍数爆上がりです。
─…ていうか、
『何でジッと見てるの?触ってくれないの?』
「ん?だってコレお仕置だから。俺も芹に触れたくて仕方ねーし、俺に縛られてるとも知らずに無防備で寝てる芹の寝顔見てるだけで勃起して一人で2回ヌいたけど。今日は何もシてやらねぇって決めてんだよ、黙って。」
──…2回?一人で?
寝顔見て…なんて言った?…ヌ、、?
『海吏くんとイチャイチャしたい』
「ん、ダーメ…お前反省してないし、無理」
『海吏くんとラブラブしたい』
「ダメだって……俺、怒ってんだけど」
『海ちゃんとえっちなこと、』
「あー…それ以上言うな、喋るな、息するな」
『うぅー…やっぱコレ嫌だ、解いて』
足をバタつかせると、拘束している器具がガチャガチャと音を立てる。それを見て海吏は嬉しそうに笑う。
「無理だって言ってんだろーが。今日はずっとそのまま。トイレは俺が連れて行ってあげるし、ご飯も俺が食べさせてあげる。芹はずっとベットの上」
『なんで、こんなことするの?』
もう、早く海吏に触れて欲しいのですが。
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