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番外編7:ジャンル、変えさせて頂きまーす!(教会の子供達→キトリス)
番外編7:ジャンル、変えさせて頂きまーす!(教会の子供達→キトリス)
※会話文のみ
----シモンとの再会直後
(抱かれた後)
キトリス(シモンが王様かぁ。なんか色々付いてけねぇなー)スタスタ
???「っあ!あーっ!」
キトリス「っ!なんだ?」ビク!
???「師匠だ!」タタ
???「ほんとだ!師匠だ!」タタタッ
???「みんな、師匠が居るよ!」タタタタッ
大勢の若者達がキトリスの元へ押し寄せてきたよ!
キトリス「は?なになになに!?(誰だ…!?)」
???「師匠ーー!」ダダダ!バッ!
キトリスは体の大きな青年に抱き着かれたよ!
キトリス「あ、なっ!誰だ!?」
???「え?誰って…分かんないの!?俺だよ、俺!」
???「そうだよ!私よ!分からないの!?」
その後も続々と立派な制服を着た、立派な若者達に取り囲まれて、びっくりだよ!
???「「「「師匠ーーーー!」」」」
キトリス「……師匠?」
----しよー、ぐるぐるしてー!
----わたしもー!
----もっかいしてー!
キトリス「まさか、ヤコブ……?それに、皆?」
ヤコブ「そうだよ!やっと分かったのかよ!」
マタイ「師匠、会いたかった!」
ヨハネ「師匠ったら、全然変わってないからすぐ分かっちゃった!」
キトリス「…みんな、大きくなって」じわ
キトリスは集まってきた11人の子供達(成長後)の姿にジワリときたよ!
久々の再会!
キトリス「ん……あれ?」チラ
-------
ヤコブ Lv59
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マタイ Lv51
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ヨハネ Lv54
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キトリス(はは、すげぇ……いつの間に。やっぱ……ホンモノの勇者の回りには、ちゃんとしたパーティが集まるのな。俺と違って…)しゅん
ヤコブ「師匠!師匠!」ギュッ!
キトリス「っうわ!」
ヤコブ「師匠!」にこ!
キトリスは大きく成長したヤコブにギュッとされたよ!
キトリス「なんだよ、ヤコブ?そんなニコニコして(これがあの甘えん坊だったヤコブか?デカくなって……それに、やっぱ勇者パーティに入るヤツは……顔のレベルも高ぇな)」
ヤコブ「ししょー!」にこー!
キトリス「(あぁ)…はーい、師匠でーす」
ヤコブ「師匠っ!!」ぎゅうっ!
キトリス「ははっ(まぁ、レベルが上がっても昔と全然変わってねぇな!)」よしよし
マタイ「もう!いっつも師匠はヤコブばっかり甘やかして!私も久しぶりなんだから!」ぎゅっ
ヨハネ「ねー、師匠!久しぶりにぐるぐるしてー!」ぎゅっ
キトリス「っっちょ!待て待て!待ちなさい!」グイ
キトリスは女の子達から距離を取ったよ!
その顔は真っ赤だよ!
マタイ「えー!なにー!」プンプン
ヨハネ「なんで、私達はダメなのー!」ぷりぷり
ヤコブ「師匠は俺達男の方が好きなんだー!」
キトリスは男の子達に囲まれたよ!
ザワ…ザワ
周囲で様子を伺っていた城の人々がザワついてるよ!
キトリス「おいっ!?誤解を招くような事を大声で言うな!?」
ヤコブ「えー、でも師匠はシモンが一番好きだから、男の方が好きって事じゃないの?」きょと
キトリス「ぐっふ!やめろ…いや、やめてくださいっ!育てた子に手を出すとか……そんな光源氏じゃあるまいしっ!……あぅ。…ご、ごめんなさい」ガク
ヤコブ「なになに!?どーしたの、師匠!ねーねー!」
マタイ「もー!ズルイズルイ!私達だって師匠に近付きたい!」
ヨハネ「ぐるぐるしてよー!」
キトリス「…ダメだ」
マタイ「なんで!?私達が男じゃないから!?」
ヨハネ「そうなの!?」
キトリス「……そうだよ」
ヤコブ「ほらなー!」
マタイ「そんな…」
ヨハネ「私達だって…久しぶりに、師匠に甘えたいのに」
女子達はショックで泣きそうな顔をしているよ!
ザワ…ザワ
ヤコブ「悔しかったら男になってみろー!女はダメー!」
キトリス「こら!ヤコブ、何てこと言うんだ」ガス!
ヤコブ「いたっ!」
キトリス「別に俺は男を贔屓してるワケじゃない」
マタイ「師匠?」
ヨハネ「じゃあ、なんで?」
キトリス「……あのなぁ。お前ら、もう何歳だ?」
マタイ「18よ」
ヨハネ「17」
キトリス「だろ?もう立派な大人の女の人なんだ(目のやり場に困るくらいには!!!)」
女の子達はジッとキトリスを見てるよ!
キトリス「女の人はな?むやみに…」てれ
マタイ「……」
ヨハネ「……」
キトリス「好きでもない男に抱き着いたり、触れたりしたらいけない。男は……えーと、その……お、狼なんだから!」てれ
マタイ「…」じっ
ヨハネ「…」じっ
女の子達は互いに顔を見合わせているよ!
キトリス「だから、もう女の子はダメ。俺だって男なんだから(レベルは完全に俺のが下だけど!)」
マタイ「私達、皆狼より強いわ」
キトリス「それでもダメ」
ヨハネ「私達、みんな師匠の事は好きよ?ねぇ、みんな?」
キトリス「……そ、それは別の話で」
女の子達はみんな頷いてキトリスを見てるよ!
キトリス「…う、うぅ(皆、美人なのに……あの頃と、同じ目で、俺を見るなよ)」ジワ、ジワ
マタイ「師匠、いいでしょう?」
ヨハネ「師匠?」
ザワ…ザワ…
キトリス「…う」
マタイ「シモンだけじゃないの、私達もずっと…あいだがっだの」じわ
ヨハネ「ずっと、さ……さみじがっだの」じわ
キトリス(こんなの……もう無理だ)
キトリス「……おいで」
マタイ「っ!師匠!」ばっ
ヨハネ「師匠!」ばっ
女の子達が男の子達を押しのけて師匠に抱き着いたよ!
女の子達「「「「「師匠ーーーー!」」」」
キトリス「ぐふっ!(おっぱいが……おっぱいがめちゃくちゃ当たってるんですけど!!)真っ赤!
マタイ「私ね!色々魔法が使えるようになったのよ!」
ヨハネ「私は雷の魔法が得意よ!あとで見て!」
キトリス「あいあい、凄いなぁ。皆(……まぁ、俺は父親みたいなモンだから……いいか)」よしよし
マタイ「師匠!久しぶりにぐるぐるしてー!」べた!
キトリス「さすがにもうぐるぐるは無理ー。腰がイかれる」
ヨハネ「抱っこしてー!」
キトリス「ははっ、だから無理だって!」
キトリスは女の子達にベタベタに抱き着かれたよ!
ヤコブ「師匠!じゃあ代わりに俺達が師匠をぐるぐるしてやるー!」
と、思ったら男の子達にも囲まれたよ!
キトリス「おいおい……やめろ!ぐるぐるはいいから!怖いから!?」
そうして、しばらくキトリスは皆にもみくちゃにされて楽しそうに過ごしたよ!
◇◆◇
ヤコブ「師匠ー!」にこー!
モブ「おい、あれ……ヤコブ様か?」
モブ「いや、何かの間違いだろ…」
モブ「あの方は、怒らせたら敵も味方も見境なく殺す王の狂犬だぞ……あんな風に笑うワケがないだろうっ!」
◇◆◇
マタイ「師匠の匂い懐かしいー!」
モブ「待て。あれはマタイ殿か?」
モブ「いや、何かの間違いだろ…」
モブ「あの方は男嫌いで有名だ。褥で殺された男が何人居ると思ってる!?」
◇◆◇
ヨハネ「師匠、何かお手伝いして欲しい事ある?私、何でもするわ!」
モブ「待て。あれはヨハネ殿か?」
モブ「いや、何かの間違いだろ…」
モブ「あの方は、その美貌でどんな貴族の男も足で使う方だぞ。彼女が誰かに尽くすなどあり得ない!」
◇◆◇
ヤコブ「師匠!パン焼いて!」
キトリス「おお、久々に焼くか!」
マタイ「師匠、ぐるぐるー!」
キトリス「……わかったよ。後でちょっとやってみるか」
ヨハネ「師匠、今晩ぎゅってして私と一緒に寝て?」
キトリス「うっ。み、皆でな?(くそっ!RPGの癖に……ギャルゲみたいになりやがって!)」真っ赤
ザワ…ザワ
モブ「……あの男は」
モブ「一体誰なんだ?」
教会のシモン以外の11人の子供達とも無事再会したよ!良かったね!
けど、シモンに引き連れられて過ごした2年間で、皆強烈に強くなったし……たくさん人を……ぶっころがしたよ。みんな、師匠が居なくなって変わっちゃった。
ただ、師匠に見せる顔だけは、子供の頃のままだよ!
その後のガールズトーク!
マタイ「師匠、あれは絶対に童〇ね」
ヨハネ「ね?すっごい可愛いもんね!」
マタイ「私、師匠にだったら抱かれていいわ」
ヨハネ「私も!師匠ならいいわ!シモンがいいよって言ったら、私達が師匠の初めてを貰いましょうよ!」
マタイ「まぁ、絶対にダメって言いそうだけど」
ヨハネ「シモンってケチだもんねー」
マタイ「私、師匠の子供だったら生んでもいいな」
ヨハネ「私もー!」
マタイ「一応、シモンに頼んでみる?」
ヨハネ「そうしよ!」
もちろん、
シモン「ダメ」
女子一同「ちぇっ!」
でした!
完全にギャルゲ!
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