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フロントガラス越しに見る道の先には、ゴミ収集車が路肩に停車し作業員がゴミを回収していた。
「あのゴミ収集車を追えばよろしいのでしょうか?」
もしかしたらゴミを収集しているのは偽装で、あそこにいるのは実はテロ組織の一味で爆弾を仕掛ける準備をしている、なんて言うこともある。
自分の目指す『前の車を追ってくれ!』とはイメージが違ったが大竹は一応聞いてみたのだった。
「違います!その脇をすり抜けていったピンクの軽自動車を追ってください!」
男は唾を飛ばしてツッコんだ。
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