お仏壇の話・・

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お仏壇の話・・

最初にお話しました、父の実家・・ 本家のお仏壇の話です。 空き家になって数年が経過し、 私も、子育てに忙しい日々・・ 私は数日間同じ夢を続けて見ました・・ その夢は、暗闇の向こうに光るもの・・ 歩いて行くと、それは中国風の女性が 身にまとうドレスの色でした・・ そして、その後に必ず例のお仏壇 が目の前に現れるのです・・ ちなみに、お位牌も・・ その頃、私の父親は体調を崩したのが きっかけで、長期療養をしておりました。 判断力が低下した父親に代わり、 主人と私が諸々を管理するように なっていました。 私は、主人に夢のことを話すと、お寺に 相談してはどうかと言いました。 私は、我が家の菩提寺のご住職に 連絡をしました。 私の話を聞いたご住職は 「それは、空き家にお位牌を置いて   おくのはいけないですね・・  できれば、その家に置いてある  お位牌をすべて、菩提寺に移しましょう  そして・・お仏壇を処分してはいかがですか?」 と提案されました。 私は、お仏壇を処分することに少し抵抗感が ありました・・ 何故なら、百年以上続く家に設置された お仏壇であり、この家の歴史のようなものを 感じていたからです・・ 私達、夫婦では決断できず、県外にいた 叔父夫婦と近隣に住んでいる従姉妹に相談 しました・・ 皆で出した結論は、ご住職の提案通り にお位牌をお寺に移し、お仏壇を処分する そして、可能ならお仏壇と小さな 弥勒菩薩様とお釈迦様の像を菩提寺に 寄贈するものでした・・
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