32人が本棚に入れています
本棚に追加
郊外の素敵なレストランで、身近な方達を招待してのガーデンウエディング。
お店側のご厚意で、グリちゃんも参加できるの!
ウエディングといっても、日頃の感謝を込めてみんなでお食事しましょ、ってくらいの感じ。
両親には、こんな素敵な人たちに支えてもらって過ごしてるよと知ってもらえるし、こーすけのお母さんには感謝を伝えたい。
かしこまった場にはしたくなくて、私のドレスもひとりで動き回れるものにした。
でも、所々にアンティークレースが使われていて本当に素敵。
自分で見つけておいてなんだけど、いい仕事したと思う(笑)
「花音、そろそろ時間だって」
愛しい声が胸に響く。
私の素敵なパートナー、こーすけが迎えに来る。
こーすけに出逢ったおかげで愛することを知りました、ありがとう。
こーすけに愛される歓びを教えてもらいました、ありがとう。
けれど、今日はゴールじゃない。
ここから新たなはじまり。
人生楽しいことばかりじゃないけど、星屑みたいなキラキラを沢山たくさん見つけよう。
そして毎日『愛してる』を更新していこう。
毎秒しあわせを上書きしていこう。
こーすけとなら、それができるから。
少し骨ばった愛しい手を握り、歩いていく。
大好きな人たちのもとへ。
私たちの未来へ。
《完》
P.S
お読みいただきありがとうございました。Etoileメンバーのアナザーストーリーを書く予定です。
よろしければそちらも覗いてみてください。
最初のコメントを投稿しよう!