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誕生日プレゼント
──2048年──
今夜はエメリーの7歳の誕生パーティ。美味しそうなママの手作り料理が次々とテーブルに並んでいく。少しするとパパが仕事から帰ってきた。
ジョン「ハッピーバースデー!エメリー!」
エメリー「ありがとう!」
パパはエメリーに何かプレゼントをした。エメリーは私を椅子に置いてから嬉しそうにプレゼントを受け取けとった。ラッピングされた袋を開く。中身は何だろう?
袋から出てきたのはパックされた小さな電子部品のようなものだった。
ジョン「前に欲しがっていたものだよ!パパがアングレカムにつけてあげよう!」
エメリーは、パパに貰ったばかりのプレゼントと私を渡す。パパはパックから電子部品のようなものを取り出し、私のお腹に取り付けた。
ジョン「さぁ、エメリー。何か言ってごらん?」
エメリー「こんばんは」
???「こんばんは」
エメリー「私はエメリー、これからもよろしくね」
???「エメリー、これからもよろしくね」
え?何これ?私、エメリーと話してる?
エメリー「わぁ!凄ーい!パパ!ありがとう!!」
エメリーは私とパパに嬉しそうに抱きついた。パパは勢い余って尻もちをついた。ママがキッチンの方から歩いてきて
クレア「あなたおかえりなさい。良かったわね。エメリー。料理が冷めないうちに食べましょう。」
と笑顔で言った。
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