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プロローグ
背後から激しくペニスで突かれる度に、あっあっと声が洩れる。
白い枕に顔を埋めて、何とか聞こえないように奥歯を噛み締めるが、恥部を貫くペニスは鍵のかかった錠前を木端微塵にして、そんな抵抗など無駄だというように喘がせる。
両手で掴まれた腰は何度も上下にピストンされ、ペニスが獰猛に突いては引き、またぐちゃぐちゃに突くまくる。恥部から白い液体がどろりと落ちて、白いシーツを汚し、たっぷりと濡らしていく。
全身はもう汗まみれだ。バックから抱かれ続け、どうしようもないほどの興奮と絶頂で気がおかしくなっている。もう止めてと懇願する。でも止めないでと甘える。僕をもっと恥ずかしくさせて。両足を広げて僕のペニスを見せろと言って。ああダメ。イヤだ、イヤだ、イヤだ。僕の顔を見ないで……
可笑しそうな含み笑いが耳に触れる。
――君が私を惑わせるんだ……
冷ややかでいて、うっとりとさせるような魅惑の声がして、秘部を貫くペニスが野獣のように荒々しくなった――華麗な身体が果てるまで――
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