07(仮) はじめてカチムカッときたことにつきまして

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07(仮) はじめてカチムカッときたことにつきまして

2023/06/23(金)  いつでも何様、優美香でございます。  落語を見始めて、はじめて「えっ」と、なったことを記しておきたいと思います。SNSよりも、こちらの方が他人様の目に触れる機会が少ない(滝汗)。  はじめは若い方々、三人で行われる予定でした。前日にLINEが来て急遽、お一人が抜けまして二人会になりますとのこと。変更なしで観覧しますよと返事をしまして。  残る御二方は、お一人わたしメッチャ推し・もう一人は初見で「うーわ下ッ手クッソ……」と思ってた組み合わせ。  ちな、ド下手が主任の会でございました。  高校野球に例えると、ひと夏の思い出での出場校とブッチギリで優勝候補超シードが対戦するようなもの(なんだコレw)。  一番はじめ、二人の落語家のトーク。  それが……。  ド下手糞は自分の話ばっかり。しかも大声で延々と。  思い返してみても道中での自分のことばかり延々と喋ってて、まったく本題(呼ばれないと行けない神社で有名なアソコ、奈良県十津川村のアレ)に入らない。  ずーっと自分のことしか話をしていないので。  メッチャ推しの御方に「話を振る」ということを一切と言っていいほど、してくれん。 「東京の都心部の人間は、道を聞いても答えてくれない。意地悪ばっかり」発言をかます。 (それはあんたが不審者そのものに見えたからだろう、とワイ内心でツッコミを入れる)  悪い意味で京阪神地域もしくは大阪府内しか知らずに生きてきた人間の、どうしようもない偏見だろうと思う。そんなの現代の80歳代後半しか居てないと思ってた。たぶん、その落語家の親もその類いの人間なのだろう。  しかも一朝(いっちょう)先生のことを爺さん呼ばわり。敬意や親しみなどの感情など、これっぽっちもありゃしない。  そして、とある内臓系のがん手術をしたばかりのスタッフの寝息が臭くて、自分が死にそうだったとも。  あのねぇ……。  キミが、どんなにがんばっても百万回生まれ変わっても。春風亭一朝先生の御弟子さまであらせられる春風亭一之輔師には毛筋ほども敵わないよ? 逆に言えば一之輔師を育てた凄い御方よ? なのに、よくもまあ先生のことを尊敬や畏怖の情の欠片もなく、爺さんとか言えるよね? なんで?   それに、今の日本で「がん」疾患は、二人に一人が罹る病気なんだよ?  自分と自分の家族は健康そのもので、そういう社会常識や思いやりを配慮しないで生きてこれた行動半径だということなのだろうか。  もしも自分が病気や手術をしたとして、陰でそんな悪く言われてたらイヤだなーって思わないものなのだろうか。  なによりも、わたし自身が。がんサバイバーだもん。臭かったらごめんね、としか。  決して悪い人じゃないんだけどね。  だからこそ素で、そんな発言を何の配慮もなく出来る時点で……。  ドン引き。              
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