10 月亭希遊さん7月のネタ出し会

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10 月亭希遊さん7月のネタ出し会

2023/07/08(土) 7月6日に行われた、地元の寄席でのお話。  いつでも何様、優美香さまでございます(汗笑)。先日までワタクシ不覚ながら、希遊さん月イチで新作落語ネタ出しをしてくださっていたようですね。  今回の希遊さん会ゲストは桂雪鹿(かつらゆきしか)さんと露の新幸(つゆのしんこう)さんでした。  場内はパンパンのお客さま。  おおー、わたしが行く会にしては珍しい(汗笑)。やー、昼席なのに珍しいなぁ、と思いましたね。実際にトークコーナ―で「皆さん、仕事してないの?」なんて言葉が出てきたり。  希遊さん「違うやろ、ご都合つけて来てくださってんねん(汗笑)」と。フォローありがとうございます。6cad2479-2998-4478-8c00-b2147b518e27  集ったお客さま、新幸さんファンの比率が多かったような気がする……つくづく、女性ファンが多い噺家さんだよ!  下に載せた画像の白シャツお兄さんが新幸さん、真ん中が希遊さん。左端が雪鹿さんです。b98e8afc-aebf-4693-8e94-e0cc341c73c4 新幸さんは急遽、入ることになったので三人会になりました。  個人的には希遊さんと雪鹿さんの高座が間近で見られたら満足なのですが、新幸さんも入ってくださったことで。1000円の木戸銭でありながら、もったいないほどの濃密な落語会になりましたよ!  たしか新幸さんの高座は、初見だったと思います。厩火事(うまやかじ)は古典落語の演目。  髪結いの奥さんの稼ぎで暮らす男性が主人公のネタです。新幸さんの知的な話口調が非常に小気味よくて、ファンが多いのも当然だなあと感じました。  雪鹿さんの「たぬき小屋ん廻し」というのは、ご自分の一門である桂文鹿(かつらぶんろく)一同が飲み会の席で「ん廻し」をすると、こうなる……というのを物真似を交えて演じてくださいまして。これがもう、文鹿一門を知らん人(わたし自身も含めて)でも爆笑してしまうという。  前職は小学校教師だったそうですが、こんな先生が我が子の担任だったらキュンキュンだよw   きっと一所懸命に子どものことを面倒みていた教師だったのだろうなあ……と、お人柄が伝わってきますね。 (以前に笑福亭たまさん独演会のゲストで招かれたとき、披露したネタが「文鹿部屋バージョン・たぬき小屋ん廻し」だったのですが、雪鹿さんの後で高座に上がったたまさんから 「キミに発注したぼくが間違ってたわ!w」 と舞台袖に向かって叫ばれたというイワク付きのネタだったそうです/笑)  さて希遊さんの新作落語「人見知り人見知り」。トンデモレベルで人見知りの男女がデートしたらどうなるのか? そして二人の挙式での神父も、彼らに輪をかけたほどの人見知りだったw  「肝つぶし」これは古典落語ですね。  演者によってサゲ方が異なるようですが、わたしは「肝が潰れた? それじゃあ、薬にならん……」と希遊さんが当日に演じてくださったサゲが好きかなあ。 ※漫才でいう「オチ」は、落語では「サゲ」と言うんですよー。
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