4人が本棚に入れています
本棚に追加
11 桂笑金さんは凄い 健志郎さんも凄い
昨日に行われた「推し活(笑)」地元落語会の記録
2023/07/14(金)&2023/07/15(土)
7/13地元の寄席で桂笑金さん桂健志郎さん二人会でした。昼夜の二回、予定されていました。
はじめは夜だけ参加するつもりだったのです。なぜかと申しますと、昼夜と参加して噺家さま御本人に
「あのババアうぜえ」
なんて内心で、思われてしまったらどうしよう……って考えちゃいまして。
しかし一応はハコ管理している人にLINEで打診してみる。そしたら「そんなことないですよ!(主旨)」返信を頂いたので、昼席も参加することに致しました。
結論。
行けて良かったですーーーー!
昼夜とも、トークコーナーでは写真撮影許可になりました。
テーマは「好きなもの」です。
昼は笑金さんがサッカーのゴールキーパーを熱く語って、健志郎さんがわりかし「ふーん」みたいな反応。下の画像で言いますと、左側がシュールな健志郎さん、右が笑金さんです。
身近に同じポジションを守っていた者がおりましたので、笑金さんの熱さがめちゃくちゃ伝わる伝わる。
健志郎さんは写真撮影というかカメラ収集が好きと披露してくださいました。
旧ソ連製の機器やナチスドイツの時代に作られた機器を持ってきてくださいました。ドイツ製は「わあー、さすがドイツ製やなー!」と思う代物だとのこと。カメラってホント凝り出すと、とことん行っちゃうよね。
思わず立ち上がって語る笑金さん、ほんっと冷房が利かなくなったわ(笑)。 それが夜席では健志郎さんが、カレーライス愛を熱く語る語る。
昼と立場が逆転したかのように熱いカレー愛の人・健志郎さんを「ふーん」と冷たくいなす笑金さん。
なんでも健志郎さんは以前、椿山荘勤務だったそうで。超がつくほどの一流ホテルマンが何故に落語家に!
それと一見クールで、ちょいシニカルにも見える健志郎さんが「えっ」と思われるほどのカレーライスに傾けるラブ……ギャップ萌え。
舞台の隅に置いてあるのは、笑金さんがラブなゲーム「マザー」キャラクターだそうです。
お二人とも、羽織がピシッと決まっていて素敵です。これは眼福。そして垂涎。おまわりさん! わたしです!
さて演目 まずは昼席。
「狸賽」わたし、めっちゃ好きな古典落語。とにかくタヌキが可愛い。
助けてもらった男性のためにサイコロに化けて賭場に行くストーリーなんですが。いちいち健気で可愛いのだ! たーちゃんのリアクションを見守る主人公もやさしくってステキ!
「考える豚」お師匠さまの桂文枝作品。桂三実さんも、お師匠さま作品を高座で披露してくださるときがありますね。
ストーリーに粗がない。要は小説と同じなのだろうけれども、聴いているうちに「いろいろ勉強したい! ストーリー分析したい! 起承転結は? パターンは?」などという考えがあっても、全部が吹き飛んでしまう。
なんでキレイさっぱり勉強したい意欲が消えてしまうのか理由を考えてみた(野暮だ)。
ストーリーの楽しさもさることながら、演者の巧みさも確実にあるよね!
そして夜。
「饅頭こわい」フルバージョンでした。
キツネのエピソードはたしか無かったと思う、けど身投げしようとしていた云々……たっぷり堪能させていただきました。とんでもなくラッキー!
(Wikipediaより・上方では、冒頭のシーンに「狐に化かされた」と話す男や、若い頃に東横堀川の安堂寺橋付近で女性の幽霊を目撃した(という夢を見た)ことを回想する老人[5]を登場させ、怪談噺のようにたっぷり演じる演じ方があり、この場合30分以上の大ネタとなる。なお、このうち狐話のシーンは、江戸落語では「九郎蔵狐」の題で独立して演じられる)
「山への誘い」ハートウォーミングな幽霊奇譚。
途中、ホロッと来ました。笑金さんは悲しみや切なさを真っ直ぐに演じてくださるから好き!
今月中に、また笑金さん落語会に行きますよ!
最初のコメントを投稿しよう!