病弱Ωは太陽に焦がされる

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「すぐ出てくからこの通り!」 申し訳なさそうに頭を下げ手を合わせてくる。黒ジャージを着ていて前を全開にしていてシャツが見えている。健康優良児そうで羨ましい… 廊下へ出てボールを拾う青年を見ながら羽織を引いて落ちないようにしていれば、青年は俺を見て首を傾げてきた。 「体弱いのか?」 「昔から…ね。今日は体調は良い方だ」 「そうか」 ボールを片手で抱え、手を上に上げて何かをしていてそれを見ていれば手を握ったまま私の前に来て手を広げて見せてきた。その手には桜の花びらが一枚乗っている。 「綺麗だろ?」 「あぁ…とても綺麗だ」 笑顔で渡され私はそれを受け取り見つめていれば、足音が近付いてきて慌てて青年はボールを塀の外へ投げて塀を越えてから私に手を振ってから塀の向こうへと姿を消した。 襖が開けば主治医の先生が現れ、持ってきた鞄を下ろしたので私は一度塀を見てから襖を閉めて先生の元へ行き目の前に正座をした。 父様と同い年くらいの主治医の先生で、白髪混じりの髪に黒い瞳で鼻眼鏡をかけていて白衣を着ていて見た目からして医師ですという雰囲気だ。 「さぁ、お薬の時間だよ瑠璃」 私はそう言われ、先生の細長く下反りの魔羅を取り出しゆっくり鈴口に口付けて奉仕してゆく。この関係は誰にも言っていないし、言う相手も居なくて私は先生と関係を持ってしまっていた。
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