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チーム松田…執事室
黒岩「これより作戦内容を説明する。聞き漏らすな」
部下たち「「はい」」
黒岩「我々は現在110の議席を獲得してはいるものの…ラビットケージが座る筈の座席を何者かに占拠された事で…62の座席が無意味となった。」
黒岩「その為1回目の上映でラビットケージが映画館に入室した場合は我々の負けが決まる」
黒岩「かと言って2回目に回せば勝率は半分以下に落ち込む。我々が選挙するスクリーン片側の8番と11番にラビットケージが座る確率はおよそ28%~45%の間だ」
黒岩「これを見てくれ。」そう言うと黒岩はとある資料を部下たちに見せる。
黒岩「これは過去のCROWNJOKERでラビットケージが座った座席の番号だ」
黒岩「傾向からしてスクリーンの上側のG~Pの間に集中している事が多く…その中でもJ~Mの間が多い」
黒岩「そこでプランβに移行し…より盤石な体制を整える必要がある。」
黒岩「ナギサ。あれを持って来い」黒岩にそう言われ一条ナギサはとある物を持ってくる。
黒岩「諸君らにはこれから…各チームの内情を探る為にスパイ活動をして来てもらいたい」
黒岩「ナギサとエリはマリーの監視を」
黒岩「ウランとサラは坂松の監視を」
黒岩「可能であれば彼女たちが独占するチケットを奪い…松田さまの元へお届けしろ。良いな?」
部下たち「「かしこまりました」」
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