お天気雨の奇跡(小説版)

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夏の初めのある日、父とぼくはいつものように山手線の先頭車両に乗っていた。 すでに夕方になっていた。 突然空が暗くなって、雨が降り出した。 夕立だ! ぼくはワイパーが動くのを見て楽しかった。 そのうち、太陽の光が射してきた。 それでも、結構まだ雨は降っていた。 初めて見るは、とても不思議に思えた。
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