1章大好きな君の死

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1章大好きな君の死

[柚実大好きだったよ、]『海斗!!』これは2人の哀しき恋の物語、、、。私、純恋柚実は緑水学院1年16歳。彼氏山本海人と小学校からずっと一緒にいた。あの日までは、、、。ある日のこと、『柚実、ちょっと来て。話がある』『うん、なに?海斗』『俺と別れて欲しいんだ。』『え、?』一瞬意識が飛んだ気がした。嘘だと言って欲しかった。『なんで、?そんな急に、、?理由教えて!』『それは、、、言えない。』「言ったら、柚実を苦しめることになってしまうから。バイバイ柚実大好きだ]「待ってよ!海斗!!」それが彼の最後の言葉だった。なんで急に私のところから離れてくのよ。、、その翌日、海斗は屋上から飛び降りて死んでしまった。自殺だった。あまりにも唐突すぎて信じたくなかった。「辛いよ。」「柚実、、。」そう言って親友である水崎涼宮は背中をさすってくれる。海斗の親から聞いた話では、海斗はクラスメートの男子にいじめられ、私と別れろと脅されていたようだ。気ずかなかった自分が情けなくて涙が出てきた。「海斗の側にいたのに気ずけなかった。助けられなかった!」「柚実のせいじゃないよ!悪いのはいじめっ子たちなんだよ!自分を責めちゃダメ!」「でも、、。」やるせない思いでいた時、喪服を身につけた海斗のお母さんが私の方へ来た。「柚実ちゃん、良ければこれを受け取って欲しいの。」そう言って渡されたのは海斗の日記だった。「いいんですか、?」海斗のお母さんは優しく微笑みながら、「柚実ちゃんが持ってた方が海斗も嬉しいだろうから。」そしてそのまま家に帰り日記を読んだ。その内容はいじめのことだった。「〇〇月〇〇日、今日はあいつらに囲まれ、リンチされた。母さんには転んだと言った。そして、柚実と別れた。ごめんな、柚実、俺は生きてて楽になれることなんて無かったからばいばい。、大好きだ。」最後のページにそう書かれていて私は思わず泣いてしまった 、、。
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