第2章 なぜ、その姿

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外の風を感じて、川のせせらぎを聞いて、みんな生まれたままの姿だというのが、とても自然に感じられた。  で、湯舟の横には食卓もついていて食事も出来るようになっていたから旅館の方から料理を持って来てもらって、湯に入った後も、みんな全裸のまま食事をしたりお酒を飲んだりして、とても有意義な時間を持つことが出来た。  初めての経験でとても好印象で家に帰ったの。  帰ったら、あの解放感が忘れられなくなって、家でも裸で過ごすようになった。  最初は部屋に閉じこもっていたけど、そのうちベランダに出てみたりしたら、今度はその見られるかもしれないというスリルを感じ、それを楽しむようになっていったの。
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