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「そうか、なんか、悪いことしちゃったみたいだな。
そんな楽しみを台無しにしてしまって、悪かったな。」
「あなた、なんか悪いひとじゃ、なさそうね。」
「で、服は、どこに置いてあるんだ?」
「公園の近くの祠に隠してあるの。」
「今のこの状態でそこにいくのは無理そうだな。
俺のシャツを貸してあげてもいいけど、こんな血で染まったシャツはいやだろう。
それに、このシャツの下は暑いから何も着てないしな。」
女はそこで、黙って下を向いた。
公園の前方には4人の警官が待機している。
刑事も2人加わっていた。
しかし、黒木は、既に裏側まで回っていて、今にも、トレイに近づこうとしているところだった。
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