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ちょうどその頃…エリックは目を覚まし苛立ちを募らせていた。時刻は昼の11時前…隣に居たはずのマイケルの姿がない事に激しい嫌悪感を感じるエリック。
ドンっ
エリック「くそっマイケル何処に行ったんだ?」エリックは壁を1回強く叩くと…怒りを堪えてスーツに着替えて部屋を出る。
エリック「心の声(マイケル!!?)」
エリック「心の声(あいつあんなところに)」そう心の中で呟くとエリックは走り出し始める。
エリック「はぁ…はぁ…はぁ…」
ガシぃっ♪♪♪♪♪♪
エリック「おいっマイケル探したぞ!!?」
??「ん?あんた誰だ?」
エリック「……」エリックは言葉を失い…遠ざかっていく黒人男性に何も言えなかった。
その後エリックはNY中を探し回ったがマイケルの姿は何処にも見当たらなかった。途方に暮れたエリックはひとけの無い路地でタバコを吹かしてフゥーっと息を吐く。
エリック「心の声(もうあいつが行きそうな所は手当たり次第探した)」
エリック「心の声(何処に行ったんだ?マイケル??)」エリックがそんな事を考えていると何処からともなく1枚のメモ用紙がエリックの方へと飛んでくる。
ヒュゥゥゥーーー…♪♪♪♪♪
エリック「ん?」
エリック「何だ!!?これは?」そう言うとエリックは飛んで来たメモ用紙を拾い上げると読み始める。
そこにはこう記されていた。
♠3×◆7⇐(G)
2人に緊急で伝えたい案件がある。今すぐvelóna まで来てくれ。。(G)より
エリック「2人?どういう事だ?」そう呟くとエリックはメモ用紙をポケットにしまい込みその場を後にする。
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