55人が本棚に入れています
本棚に追加
暫くしてナッシュエンゲージ社に部下たちが集まり始める。
ナッシュ「今日集まって貰ったのは他でもないスコットとステファニーの件についてだ」
ナッシュ「シルバ…資料を配れ」
シルバ「はっ!!」
ナッシュ「それはココ最近の彼等の行動をまとめた物だ。」
ナッシュ「ステファニーとスコットは定期的に集会を開いては民衆を煽っている。」
ナッシュ「1958年のNYに続き…ペンシルバニア…ニューオーリンズ…サンフランシスコ等の全米各地を回り支援者を増やしているようだ」
ナッシュ「こうした演説をする為の資金源の多くをスコットが出していて…金の出処は明瞭でNOAHの会員たちによるものだ」
ナッシュ「スコットは現在就労ビザを取ってNY郊外の街に住んでおり…街から少しした所にNOAHの事務所を構えてるようだ」
ナッシュ「奴は数万名にも及ぶ会員から年会費と称して1人あたり100ドル徴収しており年間約…100万ドルを受け取っている。」
ナッシュ「それに加えて複数の会社にNOAHの会員の中から選りすぐりの人材を紹介し…紹介料と称してかなりの額のお金を懐に溜め込んでいるようだ」
ナッシュ「奴はこれらのお金を元手にステファニーを始め多くの会員の元に駆け付けては演説をし各地で会員数を増やしている」
ナッシュ「だが今回集まってもらったのはそんな話しをする為じゃない」
ナッシュ「これを見てくれ」
ナッシュ「奴が定期的にある男と密会している様子を撮影する事に成功した。」
ナッシュ「写真に映っている男は(ヴォルフ)と呼ばれる男で…とある企業のCEOを勤めている人物だ」
ナッシュ「ヴォルフはスコットと定期的に会っており2人の仲は親密なようだ」
ナッシュ「シルバ説明を」
シルバ「はっ!!まずこれを見て下さい」そう言うとシルバは資料を配る。
最初のコメントを投稿しよう!