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(突然)
「ずっと敬語なんですね
わたしの話しはつまらない?」
やっぱり気づかれていた!どうしよう...
電話だから見られてはいないが
私の顔は真っ赤になり
額から滝のように汗が流れ落ち
それが伝わったのか
気まずい雰囲気になってしまった。
こんな時は下手に取り繕うより
正直にいうべきだろうと。
「ごめんなさい、めちゃめちゃ緊張しているので
なぜか敬語になってしまいます」
「ほら、また敬語だよ」
(けど、急になれなれしくも出来ないし)
「けど、人見知りなのでフランクな喋り方は
急には出来ないし、慣れたとしても
あまり敬語は減らないかもです」
確かに緊張もあるけど、私は普段からあまり
フランクな喋り方はしないほうだ。
人見知りするし、照れ屋だし、B型だし
本当に心を開けれる人はほとんど居なかった。
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