【3】JKレイナ

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「ところでお前幾つなの?」 「17歳」 「高二か?」  「ちがうよ、高三になったとこ」 「おい、17歳って青少年なんとか条例に  引っかかるじゃねえかよ犯罪じゃねぇ⁈」 「エッチとかやらしい事を  しなけりゃ大丈夫だよ」 「俺がそんな事したらどうすんだよ」 「大丈夫!恵介はしない  私は見る目はあるの」 「真面目でしょ」 「だってシングルマザーのとか  嘆いてたじゃん」 「お前よく聞いてるね」  「恵介…そろそろお前はやめてくんない  玲奈だから、レイナって呼んでよ」 「わかったよ」 「それで今からレイナはどうすんの?」 「着替えて、どっか行く」 「そうか...」 「恵介は?」 なんかこいつと喋ってると生意気で イライラするのが逆に嫌なことを 忘れさてせくれそうだなと感じていた。 おじさん好きって言ってたしな バカバカ俺は何を考えてんだ 17歳だぞ、捕まるぞ。 けど、まぁ 悪い事しなけりゃ大丈夫なら 時間潰しになるか… 「どっか行きたいとこあったら  連れていってやるよ」 「ほんと!やったー!」 「カラオケ!はムリか?」 「まだ閉店してるんだろうな」 「とりあえずドライブでもいくか?」 「いい!行く行く」 「着替はあるのか?」 「もち、あるよ、待ってて」
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