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棚からグラスを取り出して水道水を注いでグイッと飲んでいる。あれは…犬飼君だ。声をかけたら驚かせてしまうかもしれないけどおかえりって言いたいな…
「コソコソしてないで来たらどうだ?」
「へっ?あ、驚かせてしまうかもと…」
「今日はもう会えないかと思っていたが起きてきてよかった」
グラスを置いて歩み寄ってきて優しく抱きしめられ、おずおずと背中へ手を回す。皆の中で多分一番体温高いだろうなと思いながら、温もりを感じて目を閉じればうとうとし始めてしまう。
「涼介の匂い…なるほど来なかったわけだ」
「えっ…」
「ずるいなぁ…俺も独占したいっていうのに」
「犬飼…君…?ぁ…」
ゴリっと当たるものがあり、記憶を手繰り寄せハッと思い出す。
「先生はまだ何もしてないのに勃つ変態教師なんだ」
「っ…!菖蒲の匂いだけで勃起する変態でごめんな?」
犬飼君のをズボンの上から撫でてやればその手に腰を擦り付けてくる。気持ちよさそうにしていたがもどかしくなったのか下を脱がれ、顕になったそれは反り勃ち私に入りたそうに涎を垂らしている…
「ここじゃ誰か来ちゃう」
「我慢できない…」
「んぅ…じゃあ口塞いでくれるって約束して?」
「する!する!」
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