今夜こそ天国へ

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今夜こそ天国へ

食事も終わり風呂にも入り、二人揃って2階の乙哉の部屋へ行った。 机やベッドがあって窓からは芝生の庭が見えた。 桜の花が咲けば目の前に見えると言う、想像するだけでワクワクしてくる。 春になったら乙哉と一緒に桜が見たい。 このベッドで寝ながら桜が見れたら・・・・・それこそ本当の天国かもしれない。 部屋の灯りを消して、ベッドに入る。 ベッドは乙哉が学生時代に使っていたシングルベッドだ、二人で寝るとどうしても狭い。 抱き合って唇を重ね上下に重なってキスをする。 「腕を上げろ脱ぐぞ」 両手を上げると光輔がシャツを脱がせ、自分も急いで上着と下着とスェットまで一気に脱いだ。 「下も」 光輔がズボンと一緒に下着に手をかけ脱がす。 既に大きくなったペニスが飛び出す、光輔がそれを掴んだ。 ゆっくりと上下に扱きながら、先端を親指で刺激する。 先端からはトロリと雫が溢れそれを塗り込むように更に刺激する。 重なった体を起こし、下にずれて顔を伏せた。 温かなぬるりとした感触で包まれる。 光輔がペニスを口に含んだ。 舌を動かし舐めまわされると、全身がむずむずとした快感に襲われた。 首をそらすと腰が上がり、光輔の口の中のペニスが奥へ突き刺さる。 意図してやったわけではないのに、光輔が強く吸い付いた瞬間ペニスが震え大きく膨らんだかと思うと、勢いよく喉の奥に射精した。 光輔が咳き込みペニスが冷たい空気に触れる。 「光輔・・・・・ごめん」 「良かったか?」 「うん」 喉元から鎖骨に唇を這わせ胸をまさぐる、乙哉が熱い吐息を吐いた。 光輔の髪が胸に触れただけで喘いでしまう……… 「あ………こうすけ…やだ、うっ」 指で乳首を擦られ、背筋に痺れが走る。 「感じるか?」 「いや………ち・が・う」 恥ずかしくて否定したいのに出てくる声はいやらしく掠れてしまう。 固くなった乳首は敏感になり、もっとしてと思ってしまう。 身をくねらせ始めての快感に身を捩る事しかできない。 首から降りた唇が胸に降り乳首を咥えた。 甘噛みされるとそこからゾクゾクとした快感が全身に広がってペニスを大きくした。 痛いほど乳首を吸われ舌先で刺激され痛みと共に快感が駆け抜けた。 胸を弄りながら手ではペニスを根元から先端まで何度も撫で上げられ、堪らない快感に強く目を閉じた。 出したくないのに我慢できずに声がこぼれ出る。 腰が浮き身悶え入れてほしいと懇願する。 涙が滲み好きだと言う気持ちが溢れるように湧き上がる。 濡れたまつ毛に光輔が唇を寄せる、その優しいしぐさに歓喜する。 両方の脚を抱え上げ性器を口に含まれ、強引な快感を与えられるのに逆らうことなどできない。 露わになった後孔を舌先でくすぐられ舐められ、たっぷりの唾液で解きほぐしていく。 内側が潤んで舌が中まで侵入する、必死で力を入れて締めようとしても出てくれない、全身に産毛が立ち、甘い痺れに脚がぴくぴくと痙攣をする。 「乙哉!入れるぞ」 大きくかたい熱の塊が窄りに当てられ内側へと挿りこむ。 身体中が硬く力が入り光輔を拒絶する。 「乙哉、力抜け」 「無理………あぁぅ」 「大丈夫だ安心しろ」 抗うのをやめると自然と力が抜け、驚くほど奥へと入れられた楔が内壁を擦り上げる。 何度も抽挿を繰り返し、快感か恐怖かわからない感情にポロポロと涙が零れ落ちた。 涙を指ですくわれ頬を撫でられる、体内の光輔がさらに大きく嵩を増す。 腰を両手で掴まれ脚を持ち上げられると、光輔がいっそう奥深く入り込んだ。 繋がった場所がいやらしく音を立て、蕩けそうな快感の波が全身を支配する。 ペニスからはダラダラと蜜が溢れ、後孔まで垂れる。 その感触でまた感じてしまう……… 光輔がゆっくりと体内を掻きまわすたびにペニスが揺れ、掴まれただけで再び射精した。 ペニスの脈動が激しさを増し、光輔の顔が歪んだ………揺さぶりが激しくなり腰を持つ手に力が入った瞬間、熱いものが腹の中に広がっていく感触にこれまで以上の快感に襲われ、身体中が熱く燃えた。 下半身を濡らした光輔のペニスが身体から抜ける感触に全身がブルリと震えた。 眼を閉じ、気だるい身体から力を抜くとそのまま深い眠りに落ちた。 遠くで光輔の声が聞こえた………
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