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Monrikaが部下である男と何かを話し合っていた頃チーム松田運営本部では…不審な動きを察知していた。
黒岩「松田さま…お伝えしたい事がございます」
松田るあ「言ってみて?黒岩?」
黒岩「まずはこちらをご覧ください」そう言うと…黒岩はとある監視カメラの映像をモニターに映す。
ピッ♪♪♪♪♪♪♪
松田るあ「怪しいね?これが何?」
黒岩「いかがなさいますか?」
松田るあ「音声は拾えないの?」
黒岩「試みましたが…拾うことは叶いませんでした」
黒岩「ただ…ゲームの半券獲得枚数を調べた所Monrikaと森川はスクリーン4番の全てのサイド席を埋めている事がわかりました」
松田るあ「なるほどね?全てのサイド席を?」
松田るあ「何とか2人の票を奪い取りたいねぇ~?何かいい方法はないかい?黒岩?」
黒岩「私に1つ妙案がございます」
黒岩「過去のラビットゲージの傾向から割り出した可能性として…K~Oの22番に座る可能性はおよそ45%」
黒岩「もし仮に…ラビットゲージがスクリーン4番に入室すれば…45%の確率でMonrikaが勝利を掴む流れとなります」
黒岩「ただこれはあくまで可能性。普通に考えればサイドの99議席を獲得している森川ミアが圧倒的に優位です」
黒岩「森川が抑えているのはA~Pまでの7番と8番とA~Jまでの20番と21番」
黒岩「うちスクリーン4で上映される16時45分の会においては存在する52議席を森川ミアが抑えております」
黒岩「2回目の上映会においてはA~Eの前列5席の7番席だけを森川ミアは有していません」
黒岩「対してMonrikaはスクリーン4番のK~Oの21番を1回目2回目共に全て抑えており…森川ミアが獲得できなかったA~Eの前列5席を有しております
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