106人が本棚に入れています
本棚に追加
数時間後…とあるHOTELの1室
プルルルルっ♪♪♪♪♪
??「尾関くん私だ!!?」
尾関「君かね?どうした?」
尾関とは「桜井野の花」のスポンサーで大手IT関連企業を束ねる1200の会社の実質的トップだった。彼は有り余る財力で政界に幅を利かせており…裏世界にもその名を轟かせる重鎮で別名「財界のドン」の異名で知られた大物中の大物だった。
??「いやね?今回のゲーム私と手を組まないか?」
尾関「それをして私に何のメリットがある?」
??「まぁ話しは最後まで聞きたまえ」
??「君も知っての通りこのCROWNJOKERには合計で5つのゲームが存在する」
??「1st…2ndとステージが上昇していく毎にゲームの難易度は飛躍的に上がり…FINALSTAGEで毎年多くの人間が命を落としている」
??「ゲームの担保に「命」をBETした場合獲得できる…金額は通常の数億倍にまで膨れ上がるのは君も知ってるね?」
??「一見無謀に見えるこのゲームを勝ち抜く為には…プレイヤーの心理を読み解く事がキーポイントになる。極めて高尚なゲームだ」
??「そこでだ!!?我々は1つの妙案を思い付いた」男は意味深な声でそう言うと…尾関に何かを話し始める。数分後…話しを聞いた尾関はニンマリ笑うと「良いだろう!!?」とただ一言返し電話を切った。
そして…HOTELから見える景色を一望しながらワインをひとくち飲んで…「待っていろ!!?」とポツリと呟き部屋から出て行った。
最初のコメントを投稿しよう!