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その頃…浜谷はというと…ゲーム会場付近で協力者の男性たちとニコニコしながら会話していた。
男1「所で嬢ちゃん何でこんなに5番と22番ばかり買ったんでい?」
浜谷美波「それはね?そこに意中の人が座るからなんだっ(笑)!!?」そう言うと…浜谷はティアモ君人形をポケットから取り出す
浜谷美波「このティアモくんを彼だとするだろ?」
浜谷美波「彼がこのゲームで座る座席は予め62席と決められてたんだ」
浜谷美波「美波が買ったのは彼が本来座るはずだった座席なんだよ!!?」
浜谷美波「本来の座席に座れなくなった彼は…仕方なく別の座席に座ろうとするっ(笑)」
浜谷美波「ただこの場合の倍率は鬼のように膨れ上がる」
浜谷美波「62の座席の中から…彼が座る場所を当てるよりずっと難しいだろうね?」
浜谷美波「けど…私はあえてそれをやってみた」
浜谷美波「理由は単純でそうしないとこのゲームで私は勝てないから」
浜谷美波「美波はさ?彼を私の隣の席まで誘導しようと思ってるんだ!!?」
男1「カードだっけ?森川の嬢ちゃんみてぇに使えばいいじゃねぇか?」
浜谷美波「もちろん!!?それを使えばこのゲームを簡単にひっくり返す事はできる」
浜谷美波「けどそうしないのは私はまだ切り札(JOKER)をきりたくないから…」
浜谷美波「それに372の座席の中から彼が探す座席を探すより…2564の座席の中から探す方が面白いじゃないか?」浜谷はそう言うと…不敵な笑みを浮かべて目を細める。
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