第5話「2564分の1の確率」

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時を同じくしてとあるビルの一室では ??「♠のAがここで奇襲?」 ??「君はどう見るかね?」 JOKER「何も…?皆様にゲームを楽しんで頂けて私めは光栄でございます」 ??「どーせ君が彼女に手を貸したのだろう?」 JOKER「はて?何のことやら?」 ??「とぼけるな!!?「A」がここで勝って得をするのは君たち運営しかおるまい」 JOKER「黒鉄さまゲームを続けましょう!!?」そう言うと…JOKERは「ナイト」の駒を動かす。 黒鉄「ふんっ!!?しらばっくれおって」 ??「うっふふっ(笑)いけませんわ!!?黒鉄さま?彼がお困りになっているではありませんか?」 ??「所で次は私のターンで宜しいのかしら?」 黒鉄「好きにしろ!!?わしは暫く席を外す」 JOKER「おや?どちらに行かれるのですか?」 黒鉄「知れたこと?決まっておるだろう?」黒鉄という男はそう言うと…その場を立ち去って行った。JOKERはその背中をただ見詰めながらニンマリ笑い…黒鉄が敗退するのを心の何処かで確信していた。ただそれは…このゲームが意図する本当の意味が見え始めた事も意味していた。果たして…JOKERの狙いとは…? ♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪                   END 浜谷が勝負に出たことでゲームの倍率が大幅に跳ね上がった。一方で…黒鉄という男は少し苛立ちながら…何処かへと行ってしまった。その頃…浜谷のスポンサーである二条達也は昔の事を思い出していた…そして黒瀬という男が参加者の能力について語り始め…次週「JOKERと異能力」「第6話へ続く」
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