106人が本棚に入れています
本棚に追加
時を同じくしてとあるビルの一室では
??「♠のAがここで奇襲?」
??「君はどう見るかね?」
JOKER「何も…?皆様にゲームを楽しんで頂けて私めは光栄でございます」
??「どーせ君が彼女に手を貸したのだろう?」
JOKER「はて?何のことやら?」
??「とぼけるな!!?「A」がここで勝って得をするのは君たち運営しかおるまい」
JOKER「黒鉄さまゲームを続けましょう!!?」そう言うと…JOKERは「ナイト」の駒を動かす。
黒鉄「ふんっ!!?しらばっくれおって」
??「うっふふっ(笑)いけませんわ!!?黒鉄さま?彼がお困りになっているではありませんか?」
??「所で次は私のターンで宜しいのかしら?」
黒鉄「好きにしろ!!?わしは暫く席を外す」
JOKER「おや?どちらに行かれるのですか?」
黒鉄「知れたこと?決まっておるだろう?」黒鉄という男はそう言うと…その場を立ち去って行った。JOKERはその背中をただ見詰めながらニンマリ笑い…黒鉄が敗退するのを心の何処かで確信していた。ただそれは…このゲームが意図する本当の意味が見え始めた事も意味していた。果たして…JOKERの狙いとは…?
♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪
END
浜谷が勝負に出たことでゲームの倍率が大幅に跳ね上がった。一方で…黒鉄という男は少し苛立ちながら…何処かへと行ってしまった。その頃…浜谷のスポンサーである二条達也は昔の事を思い出していた…そして黒瀬という男が参加者の能力について語り始め…次週「JOKERと異能力」「第6話へ続く」
最初のコメントを投稿しよう!