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──家を飛び出した、あの雨の日。魔法の呪文を教えてくれた女の子と、空に架かった虹の橋。
あの時の思い出は、時間が経つにつれて薄れていって、いつしか、あの子の名前も忘れてしまった。
でも、あの時感じた不思議な気持ちは、今でも、胸の奥に残ってるんだ。
……この思い出は、このまま消えてしまうんだろう。そう思っていたけど…………。
高校1年生の梅雨明けの季節。この書きかけの物語の続きが、描かれることになったんだ──。
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