序章

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 黒い騎士に手を引かれ、会場の中央へと滑り出る。いささか、緊張したがレイヴァンに任せるままに動いていれば、なんとなく踊れている気がした。  しかし、ダンスを終わってリカルダの元へもどれば「なんという踊り方をしているのですか」という声をあびせられたのは、いうまでもない。
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