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カギメ『…うし、試験頑張りますかぁ』
俺は『神楽 明』
中3の受験生真っ只中
そんな今日は全寮男子高校の受験当日
聞いた話じゃイツメン組も受けるらしいけど…どっかで会えんのかな？
カギメ『えーっと…試験教室どこだっけかな…』
そいや…Kちゃんと最後に会ったの…中学2年くらいだっけ…俺が引っ越したりしたから…
カギメ『…元気にしてんのかな、アイツ』
会えたらいいな、と思う心を隠して受験に挑む
なんせここは、俺が受けるのは珍しい歌劇学校だからだ
カギメ『歌劇だし…演技がどーのこーの言われるんだろうけど…やれることはやってみるのが俺だからな…！』
緊張と不安、そして淡い期待を持ちながら試験教室に一歩、俺は踏み出した…
−数時間後−
カギメ『…手応えはなんともだけど答えられたって感覚はある…！多分いけた気はする…！』
ーーーーーーーーーーー
−試験会場入り口付近−
？？『…あいつ…いや…気のせいか』
ーーーーーーーーーーー
カギメ『合否発表までゆっくりしーてよっと！』
合否発表まで約1ヶ月くらい
それまでは羽伸ばすぞー！！
ーーPRRRR…
カギメ『っと…電話…はい？』
電話の主は家族だった
試験どうだったかとか学校の外観はどうだとか心配だったらしく…
カギメ『だぁいじょうぶだって！ww学校も綺麗でピッカピカだし、寮室も広々だし！安心していいって！w』
ここまで応援してくれた家族には頭が上がらない
…お礼になにかサプライズで買って帰ろっかな！
ーーーーーーーーーーー
これは誰も思いもしない物語の1ページ
きっと想像もつかなかったであろう物語
そんな不思議な物語へあなたをご招待致します…
ようこそ、『Jewelry Musical』の世界へ…
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