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学校の帰り道は猫の話などで盛り上がった。
そして、わたしの家の前で手を振り「また、明日ね」と言い合い、美紀香ちゃんは、わたしの家の右隣の家に入り結太は左隣の家に入った。
「ただいま~」とわたしは玄関で言った。返事はないのでお母さんはパートの日みたいだ。
わたしは二階の自室に駆け上がりランドセルを放り投げ、トントンと階段を駆け下り再び玄関の扉を開け外に出る。
さあ、雑草がぼうぼうに生えているおばあちゃんの家に行ってみよう。
今日は美紀香ちゃんはピアノ教室で遊べないからツマンナイなと思っていたけれど、なんだかわくわくしてきたぞ。
わたしは、ルンルンと鼻歌を歌いながら雑草がぼうぼうに生えているおばあちゃんの家に向かって歩いた。猫ちゃんに会えるかな。会えるといいな。
さあ、楽しみだよ。
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