電話、かけないで

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プルルルル、プルルルル 「はいはいー」 杏夏さん、電話にまっしぐら。 同時に止めに入るあたし。 「出なくていいよーーーー」 「あい、もしもし○○ですけど?」 ガン無視か、、それも毎回注意している「けど」付だ。。 「(もう代わって)」 ジェスチャーで頼むも、ガン無視。。 「え、お父さんですか? 今居ないんですけど」 そして、平然とうそをつく。 あなたのお尻をコツコツ叩いているのはだれ? 「そうですね・・・・・・そうですね!」 何が、そうですね、だ。なぜ2回目は元気よく言った? それも思い出したように。 あ、Youtubeで見た「笑っていいとも」 か。。 「分かりました。帰ったらいいまう」 まう、って何だ、まう、って。 そしてあたしをチラっとみて、恥ずかしそうに肩を上げるな。 「はい、、、、はい、、、、(ガチャ)」 「何でそのタイミグで切るーーーーーーーー」 「あ? いたの?」 薄笑いをして言う杏夏さん。 ほっぺたをつねるあたし。 すかさずコツコツあたしの腹を蹴る杏夏さん。 「誰?今の?」 「しらないひと! ウキャキャキャキャキャーーーー」 なんて生意気な。。。。同時にわき腹をつかむ。 「ウギャウギャウギャ」 ちょっと痛いらしい。 「ねえ、教えてよ」 「おしえないーーー」 ふぅ。。。。。。 家電話、毎回こんな感じです。なんでかけないでください。。
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