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男性陣が食べるより飲む人ばかりで、料理も多かったことから料理がテーブルに残ったままになっている。
「パスタがたくさんあまってますが、食べませんか?」
そう問いかけ返事をしてくれたマサナリ君と辛島田さんに分けてもまだある。
仕方ない私が食べよう。
「亜美さん、よう食べますね」とマサナリ君に言われた。「あまったらもったいないし、お店の人に悪いし」そう言って私が残ったパスタを食べた。
気付けば宴もたけなわ。
お店を出てまた飲みましょうと言い合って解散した。
私は有加さんと途中まで一緒に歩きながら帰っていた。
「今日の飲み会レベル高かったよね!誘ってくれてありがとう」それを聞いて有加さんも楽しめたようで安心した。
「辛島田さん、有加さんの好きな〇〇〇〇のこと言ってたから焦りました」と私が言った途端、2人同時に笑いが止まらなくなった。
「私の今日のバッグも〇〇〇〇だから、気づいてて言ったのかな?辛島田さん面白かったね」
「2時間お店に滞在はきついですよね〜」
「土田さんも無表情で怖かったよね」
「イケメンなのにもったいないですよね」
「マサナリ君が居てくれて良かったよね」
帰り道、簡単に今日の飲み会の振り返りをして私達はそれぞれの方向へ別れた。
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