(二)

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 そう言って能町貴弘は笑った。  そうして真佐貴は続けて雑談をした後、ショールームから出て車に乗った。そしてエンジンに火を入れると車を出した。  しばらく車を走らせて荒川を渡り、しばらく行くと南北に延びる幹線の国道一七号線に出た。そして北に曲がり、しばらく車を走らせると、今度は『マックスモービル』というオレンジ色の看板を掲げている大手カー用品チェーン店の駐車場に入った。  店の建物に入っていき、サービスカウンターの所に行くと、なじみの店員が声を掛けてくれて、氷見京介店長を呼んでくれた。 (続く)
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