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「銀座の店」
「リュウ・ロエ」先生はスキンヘッドで「マサ・ムゲン」様とは違いエロ的要素が多彩な方で…
聞くところによると…
結婚、離婚を繰り返し今は20歳以上、歳下の女性と暮らしていると聞かされました。
しかし、「リュウ・ロエ」先生はやり手でこの様に銀座に店を持ちスピリチュアルカウンセラーを育て社員として雇い…
自らも特別鑑定士スピリチュアルカウンセラーとして活躍している大御所であります。
私は「リュウ・ロエ」先生が経営する銀座でスピリチュアルカウンセラーとして働く事になりました…
『静江さん…ポッチャリだけどかなりエロイねぇ…』
『あ、そうそうここで働いてもらう事になり…はじめに…』
『この会社の規定をお話しするね…』
『まず、仕事はスピリチュアルカウンセリングで…』
『社員として仕事をしてもらいます…』
『そこで、このスピリチュアル事業においてこの銀座並びに私「リュウ・ロエ」の知名度などから…』
『登録料として20万を頂きます…』
「え、…」
私は何故?と思いましたが崇拝する「マサ・ムゲン」様からの紹介であり断る事が出来ませんでした。
『あとね…静江さん、鑑定料は基本1時間5,000円とします』
『お客様から鑑定料を5,000円頂き…』
『静江さんの取り分2,000円で3,000円お布施として頂きます…』
『大丈夫ですよ…特別鑑定として私並びに「マサ・ムゲン」さんは1時間30,000円を鑑定料としていますがお客様が後を断ちません…』
『あなたもすぐその様になりますから…』
『静江さん、ひとつお聞きしても宜しいでしょうか?』
「ハイ、なんでしょうか?」
『静江さん、あなたを一目見た時からエロフェロモンが溢れ出ていて…』
『あなた、ひょとして現在そっち関係のお仕事…風俗嬢では?』
「…」
私は黙って居ましたが「リュウ・ロエ」先生にはスピリチュアルカウンセリング的に見透せたのだと感じました。
「ハ、ハイ…そうです」
『そうですか、やはり風俗のお仕事を…』
すると私が「リュウ・ロエ」先生の顔を見ると鼻の下が少し長くなった様な…
エロイ視線を私に投げかけたのでございます。
『あとね、これから鑑定するお客様を増やすには普通にやっていても集客は伸びません…』
『あなたのエロを最大限に引き出すのです…』
「はあ?」
私は「リュウ・ロエ」先生がなにをしたいのかよく分かりませんでした。
『静江さんのカウンセリングネームは…』
『ポッチャリ系鑑定士「フェロモンS」としましょう…』
『そして「フェロモンS」のプロモーションビデオを作成したいと考えています』
『プロモーションビデオの内容はエロさを強調する…』
『静江さんの巨乳に惹かれてやって来るお客様をターゲットにして…』
『静江さんが全裸になり透ける服を着てお客様の鑑定を行う…?』
『どうでしょうか?』
「え、そんな事?」
『それでは、静江さんが全裸になり透けた服を着た…』
『エロっチックなプロモーションビデオを…』
『お客様への鑑定前にお見せしょうと考えていますが?』
「リュウ・ロエ」先生が私のことをそこまで考えてくれていると思い嬉しかったのですが…
しかし最後に…
『静江さん、但し、プロモーションビデオは自腹と言うことでお願いしたい…』
「え、…」
私は「リュウ・ロエ」先生の自腹と言う言葉を聞き…
肩すかしを食らったような気持ちになり…
スケベな「リュウ・ロエ」先生の妄想である…
エロっチックなプロモーションビデオに関してはその場でお断りいたしました。
そして私はスピリチュアルカウンセラー「ポッチャリ系鑑定士「フェロモンS」としてお客様を鑑定する事になりました。
私は「マサ・ムゲン」様から学んだ基礎知識として…
スピリチュアルカウンセラーは簡単に申し上げると占いであり占い師との違いは…?
カウンセラーはアドバイスをせずにお客様の話を聞きその心を受けとめ…
お客様自身に気付かせ良い方向へと持って行く事であります。
占い師とはどちらかと言うとアドバイスを行うことであります。
そして、スピリチュアルカウンセラーとは、未知の分野として扱われお客様の話を聞くのが中心で精神を癒す事が目的であります。
そして私がスピリチュアルカウンセラーとして鑑定をはじめ半年が過ぎました。
お客様は月に5名ほどで…
稼いだお金は昼食代及び交通費で消費され毎月赤字であります。
私は「マサ・ムゲン」様のような実践に結び付くことは難しく実業家などは夢の夢であり…
風俗で稼いだお金の大半をつぎ込んでいた次第でございます。
そして歳月は流れ私の歳は50を過ぎたのでありました。
かっては伝説の風俗嬢と噂されていた私ではありましたが歳を取り指名客が激減致しました。
しかし、私は過去の栄光を断ち切る事が出来ず風俗嬢を今も続けております。
それでもなんとか私が稼いだお金で2人の子供を育て上げたのでございます。
家庭では夫の鬱病は治ることはございませんでした。
私は毎日、毎日、引きこもった夫の部屋に食事を運び…
部屋を出る事が無い夫に私は何を求めているのでしょうか?
夫は何のために生きているのか?
私はこの家から出て行くことは考えられなかった…
それは、この家も私が風俗で稼いだ金の一部であるから…
そして仕事において18時まではスピリチュアルカウンセラーとして銀座で働いておりましたが収益が無く先週辞めた次第であります。
夢のお告げはスピリチュアルカウンセラーでは無かったのでしょうか?
私の選択は間違っていたのでしょうか?
私の生活は風俗のお仕事だけとなり厳しい生活となっております。
風俗のお仕事を1日と考えていましたが…
50歳を過ぎた私は多くのお客様の指名を取ることが出来ず…
お仕事は18時から0時までとなっております。
そして、風俗のお仕事を終え家に帰るのは1時過ぎるとなり…
私の日課は夫に与えた夕食の残りをつまみにして冷蔵庫でキンキンに冷やしたビールを飲むことでございます。
今は既にキムタク似の愛人とは別れております。
それはキムタク似の愛人は糖尿病を患い性機能不能となっていたからです…
私はキムタク似の愛人と内密に5年付き合いました。
彼の性器は私を虜にしていたからです…
私が何度も何度も求めてもそれを彼は満たしてくれました…
しかし、お酒好きな彼は糖尿病になり私を満たすことが出来なくなったのでございます。
そんな状態であるキムタク似の彼は私から去っていったのです。
そんな中、思い出されるのはあの不倫旅行…
あれは伊香保温泉でございます。
温泉では野外岩風呂を貸切にして二人で混浴していましたが…
私と彼は盛りのついた猫のように情事を繰り返し求めあいました…
私の喘ぎに彼はすべて答えてくれたのであります…
それは陰部への愛撫そして激しい性行為…全てが満たされておりました。
そんなキムタク似の愛人との情痴を思い出し私の身体は疼き…いつしか、かってに…
恥ずかしい事ではありますが陰部への自慰をしておりました。
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