3 文明の循環(サイクル)が分かれば、SDGsの理由が分かる!

1/1
前へ
/4ページ
次へ

3 文明の循環(サイクル)が分かれば、SDGsの理由が分かる!

c4267f1c-65f0-475f-b8a2-56c693708f2f 科学・技術が進むと、経済・社会活動は 拡大・省力・複雑・加速化するので、 制度・政策も、必要なら大勢で動くが衆知も活かせるよう、 国際化など広域化と共に、民主化など分権化します。 そのような文明の循環(サイクル)を考えると、 これまで国家と共に地方自治なども発展したことや、 今では国や自治体だけでなく国連も、企業や市民に SDGsへの参加を呼びかけていることが説明できます。 また、農業時代の文明では工業時代の豊かな生活や、 情報時代の便利な生活ができないように、 ある技術水準で様々な政策を極めると、その限界を越えて、 次の循環(サイクル)を始める新技術の導入政策が必須となります。 農耕は文明を生み、動力は世界に広げ、 電算は地球的限界到達の衝撃を和らげました。 しかし人類はまだ、SDGsが求めるような、 惑星文明の持続的発展を見通せてはいません。 それゆえSDGsの実現には、 英・米国の産業・情報革命のような、 新技術導入のための政策が必要であり、 我国でもそのための努力が求められます。 そこで、農業・工業・情報社会に続く新たな社会を作る Society(ソサエティー)5.0や、 行政から経済・社会活動に向けて、 情報社会完成とSociety5.0の建設を広げる、 DX(デジタル・トランスフォーメーション)政策が生まれました。  これも、文明の循環(サイクル)を考えた政策といえます。 さらに、スマートグリッド、スマート/スーパーシティ、 マイナンバー、データヘルス、EdTech(エドテック)活用、 デジタル・ガバメントなど他の様々な現代政策もまた、 SDGsを実現できる新技術の導入を受けて活用し、 持続的発展を叶えるための分野別政策といえましょう。
/4ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1人が本棚に入れています
本棚に追加