13.深愛

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「あぁんっ…あっ、ん…やっ…だめ…」 「…気持ちいい?」 健さんにそう聞かれたけれど、弱い所をたくさん攻められ、たくさん感じてしまい、おかしくなりそうな中、私は頷くので精一杯だった。 そんな私に健さんは軽いキスを何度かした。 「奈々…可愛い…」 私を見つめながら、健さんは言った。 「あっ…あっ…そん、なこと…ない…」 私がそう答えると、健さんはふっと笑って、 「可愛いよ…。一生懸命仕事している姿も、ご飯を美味しそうに食べている姿も、こうして感じている姿も、全部…めちゃくちゃ可愛い」 と、私の頬を撫でながら言った。 そんな風に言われて、嬉しさと恥ずかしさで身悶えてしまい、同時に身体も反応してしまった。 「…奈々、今、締めただろ…」 クスっと笑いながら、健さんがそう指摘した。 「やっ…言わないで…」 はっきりと指摘され、私は恥ずかしくて顔を背けるが、健さんはそれを許さず、私を自分の方へ向けさせると、小さくキスをし、その後、最奥を目指すように自分の熱い塊を何度もぶつけた。その度に私ははしたなく声を上げてしまった。 「あぁんっ…!やっ、あっ…だめ…私、もう…」 快感の波がどんどん大きくなる。何かが昇りつめて弾けそうになる。 「うん…俺ももうやばい…」 健さんは少し苦しげに言うと、腰の動きを速めた。 「あっ、あっ…たける、さん…、だめ、あっ…あぁっ!」 健さんが大きく腰を動かした瞬間、昇りつめたものが弾け、私は達した。 「奈々…っ!うっ…」 そして健さんは私の名前を呼びながら私を抱き締めると、膜越しに自分の欲を吐いた。
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