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少女がそうして男に襲われるよりも少し前…アッシュたちはとある場所に辿り着いていた。そして…ベルは…空を見上げてアッシュに問い掛ける。
ベル「ねぇ?アッシュ!!?本当に奴はここに来るの?」
アッシュ「来るさ!!?(笑)僕の計算通りならね?」
ユーリ「ベル?アッシュを疑ってんのか!!?」
ベル「疑ってなんかないわよっ!!!?」
ベル「ただ…ちょっと不安になっただけよ!!?」
アッシュ「あっははっ(笑)!!!?ベルらしいね?」
アッシュ「ねぇ?ベル?1つゲームをしようか?」
ベル「ゲーム?」
アッシュ「そっ!!?彼が右から出てくるか左から出てくるか?」
ベル「良いわね?乗った!!?右よ!!?」
アッシュ「即決だね?根拠はあるのかい?」
ベル「なんにも無いわただの「勘」よ!!!?」
アッシュ「Okじゃあボクは左だっ(笑)!!!?」そう言うと…アッシュは立ち上がり…空を眺める。時刻は明け方の4時。あと2、3時間もすれば日も昇る。そんな時間に差し迫っていた。
ふと…左の道から犬を連れて散歩する男性が通り過ぎる。冷え切ったNYの風はアッシュを嘲笑う様に…吹き荒れる。その時だった…1人の男が目の前に現れる。男の手には何かが握られており…周囲を警戒でもしているのか?キョロキョロしていた。それをみたアッシュは呟く。
アッシュ「ビンゴっ(笑)!!?僕の勝ちだね?ベル?」
ベル「くっそぉ!!?何でよ!!?そこは普通右から出てくる所でしょーが!!?」
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