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アッシュ「所でベル?こんな話を知ってるかい?」
ベル「ん?こんなって?どんなよ?」
アッシュ「アリスフェネルの銀時計の逸話さ…」
アッシュ「あの銀時計の魔力に魅入られた者は最後にみな全員…朽ち果てるそうだ!!?」
アッシュ「だがそれと引き換えに…力を得る」
アッシュ「遥かむかし…銀時計を手にした1人の発明家は偉大な功績を残し…その次の所有者も残らず全員が歴史に名を残す「偉人」となった」
アッシュ「そんな彼らが死の間際に出逢ったとされているのが…フェヴェルと呼ばれる1体の悪魔らしい」
アッシュ「フェヴェルは人間の願いを叶える代わりにその代償として魂を喰らうとされている悪魔でね?」
アッシュ「彼ら偉人の魂は死後…銀時計の内側にある悠久の世界へ封じ込められたそうだ」
アッシュ「そして二度とこちら側に来ることは無かった」
アッシュ「あんな風にね…?」アッシュはそう呟くと…フゥーっと息を吐いて遠ざかっていく怪しげな男の方を見る。
アッシュ「さぁ…行くよ!!?ベル!!?」
アッシュ「時は満ちた!!?後は僕らが鐘を鳴らしてこの幕間劇に終止符を打とう!!?」
アッシュ「銀時計の刻んだ時の中に彼を封じ込める為に…」
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