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立たせたい(140字の小説)
僕のは立たない
立たなければ、思いが果たせない
立った時、大好きな娘を自分の物にする
毎日、毎日願いを込めて僕は湯呑みにお茶を注ぐ。
残念な事に今日も湯呑みには何も無い
ただお茶があるだけ
「茶柱が立たない!今日も縁起が良く無いのか?」
と、ため息をつきながら僕は
ペットボトルのお茶を見ていた。
追伸
茶柱を立てるのは、茶葉に茎が無いと茶柱は立ちません。
茶柱が立った時、縁起の良い事が起こる という事は本当でしょうか?
本当に起こるかも知れませんね。
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