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一方ミス・ウィンウィンは、アン達と共にクラブにやってきていた。客層は若者の方が多かった。大学生くらいであろうか。
「ウチの知り合いが大学生でさ、それで。」
「へぇ…。」
「ウチも一度だけプレイ見たことあるんだけどさ、曲知らなくてもアガるよ。ね?ニュイ。」
「うんうん〜。」
「確かにクラブミュージックってあんま知らないかもな…。DJも俺の中じゃチェキチェキやってるイメージしか無いからな。」
ブレイクはおちゃらけた様子でそう言った。ミス・ウィンウィンはぐるりと周りを見回す。天井のライトや、その他の照明の光に目を細める。
「…眩し─。」
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