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二条「切り札は最後までとっておく…か?あの子らしいな?」
??「元気ないな?二条?」
二条「いやっ(汗)そうでもないよ…ただ昔の事を思い出してただけさ…」
二条「それより…黒瀬順調なのか?」
黒瀬「順調も順調さ?」
黒瀬「これを見てみな?」
黒瀬「こいつは各プレイヤーに振り分けられたカードの能力をグラフにして数値化したもんだ」
黒瀬「まず「♠10」森川ミアの「BLACKJOKER」には(無効)の能力が備わってる」
黒瀬「こいつは1STAGEに付き2回までしか使えない分効果はデカい」
黒瀬「それから…「♦の4」櫻井野の花のカードには(強制)の力が備わってる」
黒瀬「このカードの怖い所は相手の意思を無視して複数人の人間を操れる所にある」
黒瀬「操られた相手は下僕のようになりさがり…1つのゲームが終るまでは野の花の(奴隷)となる」
黒瀬「但し使うには大小が伴い…野の花はカードを使用するたびに…JOKERに何かを差し出さなければいけない」
黒瀬「つまり1人操るならそれに見合った対価を「BLACKJOKER」に捧げる事が発動条件だという事だ」
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