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還暦、60歳。一般的には、定年を迎える年齢である。
とはいえ、昨今の年金事情を鑑みるにつけ、このまま悠々自適、というのはなかなか難しい。引き続き、嘱託として会社に残り、最後のご奉公に精を出すことになろう。
それでも、一応の区切りとして、後輩や部下から、
「お疲れさまでした。これからもよろしくお願いします。」
と、労いを受ける。
さて、今夜、帰宅したとき、カミさんも同じように言ってくれるのだろうか。
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