1人が本棚に入れています
本棚に追加
孤独の中に 深い円を描いて
わたしは 柘榴のような肉を宿し
歯が何本生えているかも分からずに
ただ 永遠の中 さまよっている
淫らな 裸体を 神に捧げて
御饌をこぼしては また拾い集め
酸素と二酸化炭素を世界にまき散らし
人間と自然は互いに争っているのか
もしくは ただ 神だけが
世界の摂理を知っていて
キリストも ムハンマドも知らなかった
何か 何か 何か
真理がある というのか
もし わたしが
全知全能の人間だったら
一体 どこに飛び
一体 何を創造し
一体 何を破壊するのか
分からない
救い とは あるのかもしれない
わたしの天罰は
エテルニタスの中
詩人として孤高を演じる ことだった
それはそれは 光栄だが
人間にとって エテルニタスとは
耐えられないものだ
だから 夢の中に閉じこもる
最初のコメントを投稿しよう!