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店長が「おっ」
と何かを見たように声をだす。
振り向くと
「来ちゃった」
真理だった。
「バイト先には来るなって言っているだろ」
「お兄ちゃんに会いたかったんだもん」
真理はサラッと言う。
それだけ言うと飲み物コーナーで欲しい商品がとどかない上の方にあるので、一生懸命取ろうとする私の後ろからヒョイっと、その商品がとられる。
「この高さもとれないのか?チビ」
健司がこバカにしたように言う。
「お兄ちゃんが大きいんでしょ」
真理はムスッってした。
「気をつけて帰りなよチビ」
そう言うと健司は仕事に戻った.
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