好き嫌い好きー兄妹編ー

2/4
前へ
/4ページ
次へ
店長が「おっ」 と何かを見たように声をだす。 振り向くと 「来ちゃった」 真理だった。 「バイト先には来るなって言っているだろ」 「お兄ちゃんに会いたかったんだもん」 真理はサラッと言う。 それだけ言うと飲み物コーナーで欲しい商品がとどかない上の方にあるので、一生懸命取ろうとする私の後ろからヒョイっと、その商品がとられる。 「この高さもとれないのか?チビ」 健司がこバカにしたように言う。 「お兄ちゃんが大きいんでしょ」 真理はムスッってした。 「気をつけて帰りなよチビ」 そう言うと健司は仕事に戻った.
/4ページ

最初のコメントを投稿しよう!

2人が本棚に入れています
本棚に追加