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私が見た光景。それは────
「あん……壱威く……あっ、ダメ…ッ」
「でも乳首立ってるけど?」
──壁に押しつけるようにして、顔も知らない彼女の制服の裾から手を進入させる壱威の姿だった。
彼女の股の間には膝を割り入れ、逃げられないようにしながら。
「ふ……あっ、壱威く……んんっ」
耳を塞ぎたくなるような甘ったるい喘ぎ声。
でも驚きに身体は硬直してしまい、目が離せない。
彼女の声を塞ぐような荒々しいキスを交わす二人を壁の陰で隠れるようにしながら、茫然と見入っていた。
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