36人が本棚に入れています
本棚に追加
その瞬間、視界が暗転し、次に私の目に入ったのは…「ログイン画面」というものだった。
「えっ…性別、男っと、初期装備かぁ…まあ、ガバメントでいいでしょ」
そう独り言を言いつつ、次々と空欄を埋める私だったが、そこで一つの関門に差し当たった。
「名前…どうしよう…?」
私は元来小説投稿サイトしかSNSをやったことがないため、持ち合わせている名前は本名を除き1つしかない。
「…まあ、バレないでしょ!」
そう言って、私は名前の欄に、「raimu」と書き込んだ。
「よし!これでログイン準備完了!」
そして、「準備完了」ボタンを押す。
…シュンッ
転移音と共に、視界が暗転し、次の瞬間には…
「…わぁ…すっご…!」
感嘆の声と共に、"RGS"の世界に入ったのだった…
最初のコメントを投稿しよう!