始まりの日 ~其ノ壱~

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その瞬間、視界が暗転し、次に私の目に入ったのは…「ログイン画面」というものだった。 「えっ…性別、男っと、初期装備かぁ…まあ、ガバメント(colt M1911)でいいでしょ」 そう独り言を言いつつ、次々と空欄を埋める私だったが、そこで一つの関門に差し当たった。 「名前…どうしよう…?」 私は元来小説投稿サイトしかSNSをやったことがないため、持ち合わせている名前は本名を除き1つしかない。 「…まあ、バレないでしょ!」 そう言って、私は名前の欄に、「raimu」と書き込んだ。 「よし!これでログイン準備完了!」 そして、「準備完了」ボタンを押す。 …シュンッ 転移音と共に、視界が暗転し、次の瞬間には… 「…わぁ…すっご…!」 感嘆の声と共に、"RGS"の世界に入ったのだった…
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