始まりの日 ~其ノ壱~

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始まりの日 ~其ノ弐~ 「…あ、でもthe・西洋!ってわけじゃないんだね」 想像してた斜め上の世界、まずそこで私がやったのは… 「あ、経験値稼ぎってこうやるのか…」 モンスター狩りだった。 「こいつは…お、鉄インゴット落とすじゃん、ラッキーラッキー」 そう言いながら、素材と経験値をガッポガッポ稼いでいく。 「…お、レベルアップ、」 現在のレベルは20ほど、そろそろここでは上がりにくくなってきたので、少ししたら場所を変えるとしよう。 「…あ、そうだ、」 ここら辺は火薬が安いらしいので、今のうちに買っておこう。 「まいどありー」 CPUの店員が威勢よく礼を言うのを聞き流しながら、私は考える。 (…多分自分で作るほうが店で買うより安上がりだよな…) そして、私は今ある材料で作れるものを確認する。 「…デザートイーグルの分の材料…大丈夫、ちゃんとある。」 colt M1911も嫌いではないのだが、今までやっていたFPSゲームでの相棒はいつもこいつ(デザートイーグル)だった。 「待ってろよ、相棒!」 そう勢い良く叫び、銃鍛冶屋へと赴くのだった…
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